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シャーロック・ホームズ
ベーカー街221Bに居を構える私立探偵。興味深い捜査依頼が来ると、報酬を考えずに夢中になる一方、つまらない依頼はどんな高貴な依頼人でも興味を示さない「芸術のために芸術を愛する」捜査姿勢を持つ。
活動的な捜査の反動として、倦怠期が訪れる事があり、こういう時期にはコカインを打ったりする。変装の名手で、ボクシング・フェンシング・棒術・日本の格闘技バリツに通じている。
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ジョン・H・ワトソン
アフガン戦争中に銃で撃たれて帰国した元軍医。ロンドン滞在中に友人の紹介でシャーロック・ホームズと知り合い、ベーカー街221Bで共同生活を始める。結婚して同居は解消されるが、その後もしばしばベーカー街にホームズを訪ね、長い友情が続く。シャーロック・ホームズを畏敬しており、事件に同行した際はボディ・ガード役をつとめ、ホームズの生命を救ったこともある。シャーロック・ホームズシリーズは、ほとんどワトソンが目撃した事件を記事にするという形式で語られる。
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モリアーティ教授
ホームズと拮抗する頭脳を持つ強敵。イギリス中の悪の総元締めの立場に立つ。
自分では手を汚さず、エージェントを使って悪事を働くため、その存在や役割が警察にも一般社会にも知られていない陰の男である。「最後の事件」でホームズと一対一の決闘を行う。
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マイクロフト・ホームズ
シャーロック・ホームズの実兄。シャーロックと同等以上の推理能力を持つが、行動力がなく、体形も肥満気味。
イギリス政府の中で特異な立場を占め、彼なしには政府が機能しないほどになっているが、名誉や金銭欲がなく、
ただの一役人の立場にとどまっている。証拠を足で集める必要がある事件をシャーロック・ホームズに紹介したり、シャーロック・ホームズがピンチの際には助力をしたりする。
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ハドソン夫人
ベーカー街221Bの大家。シャーロック・ホームズの階下に住み、訪問客を取り次いだり、食事の世話をしている。生活が不規則なホームズに部屋を貸したために、夜中の騒音や、犯罪関係者がしばしば訪れるという迷惑を蒙っているが、ホームズを尊敬し、時々事件に協力したりもする。
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レストレード警部
ロンドン警視庁(スコットランドヤード)の警部。ホームズとはライバルでもあるが、助言を仰ぎにやってくることもある。しばしばホームズに出し抜かれるが、食らいついたら放さないブルドッグのようなしぶとさはホームズも認める長所。
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モースタン嬢
「四つの署名」事件でホームズに依頼をしてきた女性。彼女は、不思議な人物から招待を受けたため、ホームズとワトソンがエスコートする。その夜、不気味な館からすすり泣きが聞こえてきた時、彼女とワトソンはしっかりと手を握り合う。
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ベーカー街非正規隊
ロンドンの浮浪少年たち。シャーロック・ホームズの依頼に基づき、色々な偵察行動をこなす。ホームズによれば、警官よりも有能な捜査員。
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